2017年4月27日木曜日

ガンの要因となる深層意識のコリを アーユスセンサーにて探査し解放しました


クリニックに左胸壁腫瘍で悩まれている、60代の女性がおいでになりました。
この女性は3年前に不調を感じ、病院で検査を受けました。その検査では左胸壁腫瘍と診断されました。その時は良性という事で様子をみましょうという事で、しばらく様子をみるようにしました。
 
 その後の今年月に、再び異常を感じ診断を受けるも、左胸膜にガンがある事がわかりました。
 ガンは肺全体に転移しており、手術もできない状態でした。
クリニックにお越しになられた時は、とても落胆、気落ちされいました。

 精神的な落胆も強い事や状態から、症状に合わせて組み立てていく、常識的な病院治療では満足いく結果には導かれないなという直感がありました。
 患者様自身の深層意識から声を拾い上げて、その声をかなえていく事で、患者様が心の奥から望む方向性、つまり人生の処方と答えを見つける事が必要と判断しました。
 
 理事長の話では、全ての不和、病の原因は一つしかないそうです。それは本当の自分(本音)から離れた事にあるそうです。

 私たちの脳はには過去の出来事、経験や知識が記憶(メモリ)として詰まっています。これは過去数十年間に蓄積したものです。社会常識もこの中にあります。

 こうした脳の記憶は意識的に知覚することが出来ます。これを表面意識と言います。

 私たちには表面的な脳の記憶よりも、更に深層にも意識を持っています。この深層の意識は表面的に知覚する事は難しいです。

 私たちは思う事で、エネルギーを発し、エネルギーにより現象を引き寄せてしまいます。私たちの考えから発せられるエネルギーというのは、さほど力を持っておらず、根っこのない植物のように、芽を出し花を咲かせ実を結ぶことは殆どないそうです。
 
 深層意識は大きな土壌があり、深層意識より発せられる意思によるエネルギーは、とても大きく人生に強く影響を及ぼすそうです。

 深層意識は脳で知覚する事が出来ません。現象化したときにはじめて、自分の深層意識を出来事と通じて知る事が出来ます。

 深層意識は層になっており、層の中には未消化な感情と記憶が絡まり、固くなった深層意識のコリのようなものがあります。

 理事長はこれを未消化な感情、古い記憶とか、トラウマ、カルマ、癖とか・・・その時々で名前を変えて呼んでいます。
 
 この深層意識につまりが出来ると、本音が出にくくなります。その方の中の本音の方向性に治癒力というのは存在しています。
 
 治癒する方向へ向かうためには、深層意識を解く必要があると感じました。

 アーユスセンサーを活用する事で、患者様の深層意識の内なる声にアクセスし、声を受信し聞き出す事がスムーズに出来ます。
 アーユスセンサーを使い、患者様の内なる声、深層意識からガンの要因をたずねました。

 センサーを通じて導き出された声では、
「中学3年生の時にお父さんを亡くされた時のショック」と出ました。

 どうやら、中学生時にお父様を無くされた時のショックが胸部に蓄積していて、それが病という姿になったようです。

 中医学は氣による医療が体系化されています。中医学の考えでは感情はそれぞれの波形が違い、感情によって蓄積する場所が違います。胸部、肺は「悲しみ」の溜まる場所です。

 センサーによる答えではありませんが、導き出された「深層意識の声」、これまでの経験値からいろいろと想像する事が出来ます。
 少しでも楽になって頂きたいと思いました。患者様の幸せを思うと、溢れてくるものがあります。理事長はこの溢れてくるものが、アーユスエネルギー(大生命)だとおっしゃっていました。

肺に長年溜まった深層意識のコリ(ショック)を解放するのに、何を行えばいいのかを再びアーユスセンサーを使って調べました。

すると
「患者さまに北向きに立っていただき、
光人音叉を4回胸の前で鳴らす」と出ました。

理事長は、こうした処方を「タントリック」と言います。インドの5000年以上昔から伝承されている方法だそうです。
光人音叉には、様々な工夫が盛り込まれており、宇宙根源の響きがそのまま音色になって表現されます。耳に聞こえる音の波は、宇宙根源にまで繋がった波です。

「タントリック」として使用される光人音叉の音色は、不思議な音を奏でます。意識の奥にどこまでも響く感じがします。とても不思議です。

早速、光人音叉を使用し
患者様に北向きに立って頂き、光人音叉を4回響かせました。
いつも不思議に思いますが、響く個所が違うのか?同じ光人音叉を鳴らしても毎回音が違います。今回も4回とも響きが違いました。

「光人音叉を響かした直後、患者様の身体が直ぐにあたたかくなりました!」

これまで、ずっと身体が冷えたままで、何をやっても身体が暖まらなかったそうです。患者様もとても驚き、びっくりされていました。

身体だけでなく、心も同時に温まってこられたご様子でした。
患者様から自然と涙が溢れてきました。

「ガンになってからはじめて泣くことができました」
とおっしゃっていました。

アーユスエネルギー療法を受ける事で、患者様ご自身「泣かれる、涙が出る」とはまったく思っていなかったそうです。
光人音叉の響きで、突然溢れて来た涙に、とても驚かれていました。

肺に長い間、蓄積していた悲しみが、
涙を通じて解放されて行く様子を側でみさせて頂きました。

理事長がおっしゃった「排泄できる力を信じて下さいね。」という言葉が胸を過ります。患者様の中にある、排泄していく力・・・つまり美しく綺麗になる力、治癒する力を信じようと思いました。

患者様の排泄できる力を、あたたかな気持ちで見せて頂きました。
患者様の中から、沢山の涙が溢れ出ています。涙が溢れるとともに、ずっと溜まっていた想いが優しく解放されていきました。

涙を流すたびに、患者様のお顔には透明感が灯っています。
しばらく患者様のお話をお聞きしていると、

「ご主人と仲良く一緒にお花を作って暮らしたい」

という本音、未来への思いが出てきました。
 
 患者様の本音から、魂の方向性を感じます。生命の流れに想いがピッタリ重なり、現実が重なって行くような感じ、全てが一致していくような感覚を感じました。
 生き方から治る力を頂く事があります。
 内から溢れた本音を生きていく事で、中から生命が溢れ人は内側から治癒していきます。
 
「ご主人と仲良く一緒にお花を作って暮らしたい」という、素晴らしい処方箋が生まれました。
 とても自然に、とても穏やかに患者さまの心に未来への希望が灯り始めました。
涙の後のスッキリされた笑顔がとても輝いていらっしゃいました。
 私自身、患者様から大切なものを頂いた思いで、患者様に感謝が溢れました。

 患者様の笑顔に励まされ、アーユスエネルギー療法を歩んでいこうと思いました。

 後日、患者様が二回目のアーユスエネルギー療法にもお越しくださいました。

「みんながびっくりするぐらい快調!」

とのこと、そして二回目のアーユスエネルギー療法後、とても素敵な目標(生命の処方箋)を持たれました。そのお話はまた、次回のブログに書かせていただきます。

今日もアーユスエネルギー療法のブログにお越しくださりありがとうございました。





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